理容室と床屋って何が違うんでしょうか。
改めて聞かれるとその違いって分かりませんよね?
今回はその違いについて調べてみました。
理容室とは
理容とは、頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えること
引用元:理容師法
理容室とは、容姿をは整えるということが特徴になります。
そのため、理容師の国家試験ではどれだけまっすぐカットできるかなど技術の性格さを問われる内容になっています。
理容室ならではの「顔そり」は高い技術を持っている理容師にしか認められていないのも納得ですね。
※ちなみに、理容師と間違えられやすい美容師は顔そりはできません。
理容室の見分け方は?
実は見分け方は簡単です。
店先に「赤・青・白」のしましま模様のくるくるがあるところです。
このくるくるのことを、サインポールと言います。
何気なく目に入るサインポールですが、その歴史は中世ヨーロッパまでさかのぼります。
そんなにふるい歴史があったなんて驚きですね。
では「床屋」について説明しますね。
床屋とは
実は、理容室の古い言い方なんです。
内容的には、一緒と言えます。
違いがあるとしたらその語源にあります。
床屋の語源
江戸時代に髪を整える屋台が存在していました。
人々は、「髪結い床」と呼びました。
それがのちに職業を表す「屋」が付いて、床屋として呼ばれるようになりました。
床屋という語源には日本の歴史が関係しているんですね。
まとめ
理容室も床屋も仕事内容は一緒ですが、その語源の由来に違いがあることが分かりました。
語源の由来 | |
理容室 | 中世ヨーロッパ |
床屋 | 江戸時代 |
それぞれのルーツがこんなに歴史があったなんて、なかなか感慨深いですね。
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